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@ 経腸栄養剤の入った容器を準備
* 経腸栄養剤が冷蔵保存されている場合は室温に戻す
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A 経腸栄養剤の入った容器をPEGチューブに接続
* 左手で接続部を,右手で容器をしっかり把持する
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B 患者様の状態を診ながら2〜3分程度かけ注入
* 嘔気があるようなら注入を中断
* 1回量は300ml〜500ml
* 経腸栄養剤も水分も全て固形化して注入
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C 投与終了後は少量の空気でフラッシュ
* 基本的に水分は入れない
【確認すること】
* 注入は早すぎないか?
* 1回の量は多すぎないか
* 栄養剤は軟らかすぎないか?
(寒天は温度上昇で軟化=冷蔵時に丁度良くても室温で軟化する事がある)
【対処法】
* 1回量を減らして投与回数を増やす
* 寒天の量を増やし硬さを増す |
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現在ある全ての経管栄養剤は液体のため,固形化経腸栄養を行うための専用の容器はありません.そのため現状では,身の回りのものを利用して固形化栄養剤の投与を行っています. |
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経管栄養で薬剤注入などを行う際使うプラスチックシリンジを利用する方法.比較的固い栄養剤の注入が可能だが,かさばるのが欠点.
【利点】
* 注入時のさほど力を要さない
* 比較的固い固形化剤も注入可能
* 医療機関での入手が可能
(買いに行かなくてもいい)
【欠点】
* かさばる
(冷蔵庫が占拠される)
* 高価
* 投与者の取り違えをおこしやすい |
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100円均一ショップなどで購入が可能なドレッシングポット.安価でかさばらないという利点はあるが,かために固形化すると注入時に相当の握力が必要.
【利点】
* かさばらない
* 安価
* 耐用性が高い
(注射器のようにシリンジが動きにくくなる
などの問題がない)
【欠点】
* 注入時比較的力が要る
* 栄養剤を硬めにすると注入しにくくなる
* 100円ショップまで買いに行かなくてはいけない
(誰が買いに行くかの問題で,もめた病院も
ある・・・) |
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